占い師の面接ってどんな感じ？模擬鑑定・オーディションで意識したいことを徹底解説

『占い師になりたいけれど面接が不安…。』
『占い師の模擬鑑定やオーディションってどんな感じなの？』

占い師になりたいけれど、応募や選考に対して不安を感じている方は多いでしょう。

当たり前ではありますが、占いができるからと占い館や占いサイトで採用されるわけではありません。

面接や模擬鑑定などによる審査を通じて、合否が出されます。

では、占い師として稼いでいく第一関門である面接では、どういったことに気を付ければいいのでしょうか？

本記事では、占い師のオーディションは何をするかや、面接や模擬鑑定のポイントなどを徹底解説します。

今回は電話占いにフォーカスしてご紹介していくので、ぜひこれから選考を受けるつもりだった方は参考にしてみてくださいね。

電話占いのオーディションの合格率

実際のところ電話占いのオーディションは、どのくらいの合格率なのか気になりますよね。

結論、電話占い師の選考を受けて、合格するのは大体3～5％程度です。

かなり狭き門ですよね。
しかし、この合格率はあくまで目安。

選考基準に満たない占い師のみだった月は合格者が0名という場合もありますし、力のある占い師が多く応募した月には合格率は跳ね上がります。

多くの電話占いサイトでは、言ってしまえば魅力的な占い師がいれば都度採用するスタイルであるといえるでしょう。

電話占いのオーディションの流れ

では、電話占い師になるにはどういった段階を踏む必要があるのでしょうか。

ここでは電話占いオーディションから合格までの流れについて見ていきましょう。

STEP①WEBで簡単エントリー

電話占いサイトの応募は、ほとんどはWEBで簡単にエントリーできます。

名前・年齢・性別・扱える占術・対応可能な相談内容などを入力。

ここで重要なのが、自己PRを入力する項目です。
なるべく詳細に書くことで、評価の対象となりやすくなります。

これまでの経歴、実績、占い師としての想いなどを積極的にアピールしましょう。

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STEP②書類審査・電話確認

応募後、エントリー内容を採用担当者が確認し、書類審査がおこなわれます。

サイトによっては本人確認や経歴確認なども兼ねて、電話での面談がおこなわれることも。
このタイミングで聞きたいことや不安なことなどがあれば、担当者に質問してみることがおすすめです。

書類審査や電話確認での選考に通過したら、模擬鑑定の日程を調整します。

STEP③模擬鑑定による実技試験（1～3回ほど）

実際に相談者相手に模擬鑑定をする実技試験をおこないます。

ほとんどのサイトの場合、採用担当者を相談者に見立てて鑑定をおこない、技量や人柄、コミュニケーション能力などをチェックされます。

実技オーディションは1回で終わるサイトもあれば、2～3回おこなわれるサイトもありまちまちです。
中には模擬鑑定に合格後、最終面談がおこなわれることもあります。

もちろん模擬鑑定は電話でおこなわれるため、選考に支障のない静かな環境を整えておくことも大切です。

STEP④合格、デビュー前の手続き・研修

模擬鑑定に合格したら、正式に採用通知が届きます。
※不合格の場合も連絡をしてくれるサイトもあります。

デビューする前に契約の手続き、プロフィール文章の設定、プロフィール写真の設定など準備を進めていきます。
電話占いサイトによっては、デビュー前研修や面談などが設定されていることも。

滞りなく準備が進めば、数日でデビューできる場合もあります。

STEP⑤デビュー

契約やプロフィールの設定などの準備が整ったら、晴れて電話占い師としてデビューです。

最初は緊張するかもしれませんが、専属マネージャーがついている場合が多いので、不安なことがあれば都度相談することがおすすめです。

電話占いサイトによっては新人占い師のランキングが掲載されていることもあるので、人気を高めたいならデビューしたての頃に知名度を上げることを意識するのもいいかもしれませんね。

電話占いのオーディションの審査員

電話占いのオーディションは、審査員は主にサイトの担当者です。

その電話占いサイトの理念、コンセプト、求めている占い師像を理解している採用担当者がおこないます。

まずは応募フォームへの回答内容をチェックし、条件が合致しているか、その電話占いサイトに合った占い師なのかチェック。

その後の模擬鑑定も採用担当者が審査する場合もありますし、電話占いサイトによっては責任者や、在籍するトップ占い師が審査員として加わる場合もあります。

電話占いの面接でチェックされるポイント

電話占いのオーディションは、模擬鑑定前に電話での面接が控えていることがほとんどです。

応募フォームでの経歴を照らし合わせながらの確認をしたり、追加で質問があったものへの回答をしたりする必要があるでしょう。

まずは面接時にどういったことを審査されるのか、そのポイントをご紹介していきます。

基本的な社会常識

占い師として活躍するには、鑑定力だけでなく基本的な社会常識が必要不可欠です。

どれだけ鑑定力や経歴があったとしても、上記のような常識が欠けていたら、模擬鑑定に進むことは難しいです。

言葉選びに気を付けたり、「ありがとうございます」「よろしくお願いいたします」といった基本的な挨拶を忘れずにしたり、面接の予定時刻をきちんと守るといった基本的なことは気を付けるようにしましょう。

これまでの実績や経歴

応募時に回答した場合でも、これまでの実績や経歴について再度質問がある可能性が高いです。

大切なのは、実績を盛らずに正直に話すこと。

例えば、嘘の経歴を話してしまうと、辻褄が合わなくなったり、担当者も採用のプロなので脚色していることを察したりすることも大いに考えられます。

担当者がみたいのは、等身大のあなたです。
これまでの経験について、素直かつ丁寧に答えるようにしましょう。

やる気や熱意

やる気や熱意があるかも審査員がよくみているポイントです。

電話占いサイト側も、やはり人気になりたい、稼ぎたい、相談者を救いたいといった意欲のある占い師を求めています。

責任者サイドで考えても、占い師ひとりひとりがその電話占いサイトの顔です。
やる気のない状態で鑑定するような人は、相談者の満足度も下がってしまうので、わざわざ採用したいとは思えませんよね。

逆に、その電話占いサイトで活躍したいという強い意志を感じられる占い師は好印象ですし、実際に鑑定のスキルを確認してみたいという気持ちにさせてくれます。

話すトーンや声質

電話占いは特にですが、話すトーンや声質を重要視する電話占いサイトも少なくありません。

面接の時点で、話すトーンがあまりに早かったり、聞こえにくい喋り方だったりすると、評価が下がってしまう可能性があるでしょう。

一方で相手側が聞き取りやすい話し方や、声の穏やかさを意識できる人は、面接に受かりやすい傾向があります。

電話占いは顔がみえず声だけでのやり取りなので、話し方や声というのはとても重要なのです。

面接は実際に鑑定をおこなうわけではありませんが、話す際のスピードや声には気を付けてみましょう。

電話占いの模擬鑑定でチェックされるポイント

面接に合格したら、次は実際に担当者を相談者に見立てて模擬鑑定をおこないます。

模擬鑑定ではどういったことをチェックされるのか、解説していきます。

鑑定の順序立ての力

鑑定では順序立てて話ができるか重要視されます。

例えば、相談者の悩みを聞く前に自分ばかり話してしまう、アドバイスを言ってから鑑定結果を伝える、相談者の悩みを無視して別のことから占う、といった順番がバラバラな鑑定は最終的な満足度が下がってしまいます。

鑑定というのは流動的でケースバイケースではありますが、以下順序を意識してみるといいでしょう。

鑑定の組み立てが上手な占い師は、すっと内容が頭に入ってきますし、わかりやすく的確という印象を与えます。

傾聴力

占いは自分が鑑定し伝えることに意識が向きがちですが、相談者の話を聞く傾聴力も重要です。

相談者の話を最後まで聞かずに自分が話し始めてしまったり、ヒアリングする際の態度や相槌が適当だったりすると、模擬鑑定時の印象は悪くなってしまうでしょう。

相談者は悩みを吐き出し、聞いてもらうことでも心が軽くなります。
聞く力、姿勢、態度というのはオーディション時にとてもチェックされるポイントです。

相談者の悩み・気持ちへの理解力

相談者の悩みを勘違いすることなく理解し、気持ちをわかっていることを鑑定時に示せるかも評価に繋がります。

「この先生は私を理解してくれる」と思ってもらえれば、相談者はさらに胸の内を話したくなります。
そう、相談者の気持ちを引き出す力にも直結するのです。

相談者の心を把握するというのは、思ったよりも簡単なことではありません。
自分軸ではなく、視野をフラットに持ちヒアリングをおこなうことで、理解力を高めていくことができるでしょう。

アドバイスの的確さ

アドバイスがどれだけ的確であるかも評価に影響します。

ありきたりな内容や、行動に移しにくい内容、相談者の意向に沿っていない内容などは、鑑定の満足度が下がる原因に。

鑑定結果を踏まえて、その人の気持ち・状況に沿った助言をできるかは占い師の力量が問われるポイントです。

アドバイスのオリジナル性を重要視する電話占いサイトも多く、目から鱗が落ちると思えるような内容や、自分の言葉で伝えられるかどうかも意識したいところでしょう。

言葉の選び方

鑑定時の言葉の選び方は、占い師のイメージを大きく左右させます。

例えば、マイナスな鑑定結果でも、決してネガティブな言葉を使わないなど。
わざわざ相談者が傷ついたり不安になったりするワードチョイスをすることは避けたいところです。

伝えたいことは同じでも、選ぶ言葉次第で相談者を癒すこと、勇気づけることもできますし、時には傷つけてしまうこともあります。
それを忘れずに、どういった言葉を伝えていくかは気を付けるべきでしょう。

相談者の心のケアができるか

鑑定は占い結果を伝えるだけでなく、相談者の心のケアも大切です。

当たる当たらないももちろん重要ですが、どれだけ悩みが軽くしてあげられるか、前向きな気持ちにさせてあげられるかも占い師の忘れてはいけない意識のひとつ。

メンタルケアをおこない、最終的には相談者が笑顔で鑑定を終えられることを目指すことで、選考でも高評価を得やすいでしょう。

リピートしたくなる鑑定か

運営側は占い師のリピート力も評価の対象としています。

これは占いに依存させる、いわゆる占いジプシーにさせるような鑑定というわけではありません。

鑑定が総合的に満足度が高く、「また頼りたい」「また何かあったら話を聞いてほしい」「デートの結果を報告したくなる」といった気持ちにさせてくれるような占い師ということです。

出会いは一期一会。せっかくの相談者とのご縁を末永く大切にできることを、誠実で丁寧な鑑定で示しましょう。

電話占いのオーディションで不合格になる要因

電話占いのオーディションで残念ながら不合格だったという方も少なくないでしょう。

では、どういったことが原因で採用に至らないケースがよくみられるのでしょうか。
不合格になる要因として多いものをご紹介します。

何を言っているか分かりにくい

何を言っているか分かりにくいという理由で落とされてしまうことは実はよくあります。

上記のようなことがみられると、鑑定のテンポも悪くなり、相談者も相談したいのに集中できず気が散ってしまいます。

心当たりがある方は、ハキハキ喋ることや、話すスピードや会話の間をこれまでより意識してみるといいかもしれません。

つい話しすぎてしまう

相談者とお話しすることが好きなのが先行してしまい、つい話しすぎてしまうと不合格の原因になることがあります。

あまりにマシンガントークをしてしまうと、相談者が喋りたいことがあるのに発言できなくなってしまいます。
隙を与えてくれなさ過ぎて、引き延ばしの鑑定だと思われるリスクもあるのです。

相談者と占い師の会話のバランスは評価基準のひとつなので、話すこと・聞くことの比率には気を付けるべきでしょう。

上から目線や高圧的になっている

相談者を激励するつもりでも、上から目線や高圧的な鑑定はマイナスに評価されやすいです。

もちろんズバズバ言うタイプの占い師が好きという方もいますが、相談者の多くは心が傷つき、悩みや不安を解消したいとう想いでいます。

そうした方々にわざわざキツい物言いをしてしまうのは、相談者の気持ちを考慮していないとみなされる可能性が高いのです。

相談者をかえって不安にさせている

相談者のお悩みを解決したり不安を解消したりするはずが、かえって不安にさせて終わるような鑑定もマイナスになってしまいます。

鑑定依頼している方は、もちろん当たることを期待していますが、それだけでなく安心したいという気持ちやモヤモヤを手放したいという想いをもっています。

そのため不安を煽ったり、ネガティブな鑑定結果を伝えてポジティブなことは言わずに終わったりする場合、相談者も不完全燃焼な気持ちになってしまいます。

電話占いサイト側もお客様が満足して鑑定を終わってほしいため不合格になってしまう場合が多いのです。

矛盾が多い、辻褄が合っていない

鑑定が一貫して矛盾が多かったり、辻褄が合わなかったりするのも印象が良くないでしょう。

例えば、「彼の気持ちはあなたに向いている」と言ってたのに、途中で「彼の気持ちは離れかけている」と言い始めるなど。
言っていることに一貫性がないと説得力がないですし、相談者も占い師のことを信頼できなくなってしまいます。

模擬鑑定は焦ってしまったり、思ったことを咄嗟に口にしてしまったりとあたふたしてしまうこともあるかもしれませんが、きちんと鑑定開始から終了まで辻褄が合う発言を心がけることが大切です。

担当者やサイトとの相性、応募者が多かった

占い業界だけに言えたことではありませんが、担当者や電話占いサイトとの相性により不合格になってしまうこともあります。

例えば、スピリチュアルな占術メインの鑑定がそのサイトには合っていたけれど、カードがメインの鑑定であったため残念ながら見送りになったなど。

この場合は合わなかっただけなので、自分に合ったサイトと出会えれば合格を勝ち取れる可能性があります。

また、その月の応募者が多数だったため、採用枠に限りがあり不合格になってしまうこともあるでしょう。
応募のタイミングがよくなかっただけなので、これは運としか言いようがないですね。

電話占いのオーディションで合格を勝ち取るためには

電話占いのオーディションは難しいイメージかもしれませんが、合格するためのポイントをいくつか押さえれば採用担当者の評価を得やすくなります。

ここでは合格を勝ち取るためのポイントをご紹介するので、ぜひ意識して挑んでみてくださいね。

鑑定時間を気にしながら進める

模擬鑑定は多くの場合〇分程度と制限時間が決められていることが多いので、鑑定時間の配分を気にしながら進めましょう。

例えば、最初のヒアリングと鑑定が長すぎて、アドバイスが不十分になり終わってしまうと勿体ありません。

メモや時間を見ながらでもいいので、ヒアリングは〇分、アドバイスは〇分など、ある程度の目安を決めておくと、不完全燃焼が起きにくいのでおすすめです。

話しやすい空気感を意識する

話しやすい空気感を占い師側から作ってあげることも大切です。

例えば、軽いアイスブレイクで「○○さんとお呼びして大丈夫ですか？」と質問してみるのもいいでしょう。
そしてヒアリングのときも「うんうん」と相槌を丁寧にうつ、「辛かったですね」と共感するといった姿勢も忘れずに。

この先生と話していると居心地がいいな、もっと話したいなと思ってもらえるような雰囲気を作りましょう。

聞き取りやすい話し方、伝え方をする

聞き取りやすい話し方や伝え方をしないと、せっかく良い鑑定だとしても評価されにくいです。

相手が聞こえやすい声の大きさやスピード、そして伝え方もある程度の文法を意識することが大切です。

例を挙げると
「彼は以前の喧嘩を引きずっているため、連絡することに抵抗を感じていますね。」
「彼は抵抗があるようですね。連絡することが。引きずっているのでしょうね多分喧嘩を。」

前者はすっと頭に入ってきますが、後者は何を言いたいのかわかりにくいと思われやすい話し方です。

思ったことをそのまま発言するのではなく、聞き手の気持ちを考えた話し方をするようにしましょう。

相談者をポジティブにすることを忘れない

相談者をポジティブにするという目的は忘れないようにしましょう。
占い師の役目は、当てることもありますが、相談者のお悩みを解決し、笑顔を増やすことだと思います。

そのため、わざわざネガティブなことばかり伝えたり、脅すような言い方をする必要はありません。
たとえ今がどん底でも、良い未来に向かうための話を前向きにしていくことを、相談者も運営サイドも求めています。

相談者が希望を与える存在になれるということを、選考で示していくことが重要です。

とにかく経験を積む

まだ模擬鑑定に慣れないという方は、とにかく経験を積むことも必要でしょう。

やはり数をこなすことは大切です。

人によってお悩みは十人十色。
さまざまな相談に向き合っていくうちに、自然と対応力も増していきます。

友人知人の鑑定をすることも手ですし、ココナラといったスキルマーケットで鑑定を販売することも選択肢です。
何十件、何百件と実績をつけてからオーディションに再チャレンジすることで、選考の結果は変わってくる可能性が高いでしょう。

新規オープンの電話占いサイトに応募する

新規オープンの電話占いサイトの求人は、案外ねらい目です。
例えば以下のようなメリットがあります。

新規オープンのサイトは未経験や経験の浅い占い師でも、ポテンシャルで採用してくれる場合があります。

大手サイトは経験や経歴だけで合否を判断することも多いため、書類で不合格になることも多々あります。
一方で新規の電話占いサイトは、模擬鑑定まで進められる可能性が比較的高いです。

これから電話占い師としての実績をつけていきたいという方にとっても、新規オープンのサイトは良い入口となりやすいでしょう。

まとめ

電話占い師の面接や模擬鑑定のポイントや、不合格になる要因、合格を勝ち取るためのコツなどについて解説しました。

占い師の採用というのは、狭き門であることが現実です。
不合格の通知がくると気を落としてしまうかもしれませんが、諦めないことも大切です。

最近では多くの電話占いサイトが、一度不合格だった場合でも、半年後や1年後などに再応募可能としている場合があります。

つまり実力をつければ、再チャレンジして合格する可能性は大いにあるのです。

鑑定というのは奥が深いですが、めげずに鑑定力を高めていき、またオーディションにチャレンジしていってみてくださいね。

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